真心で撮る結婚写真

真心で撮る結婚写真が良いですね

今回が第三回目の結婚写真のポイントです。第一回目がカメラマンのキャリア、二回目が写真集などの商品とそれを撮影する機材、カメラやレンズ、ストロボ等のお話でした。そして今回が最も大切かもしれません「真心」です。

カメラマンの場合良い写真を撮ることが最高のサービスと言えると思いますが、初回で話したようにルールを守ってこそ正しいわけです。それはダイナミックなアングルからの撮影を狙って立ち入り禁止場所に入ったりしないことも含まれます。

そこで真の心で撮ることが求められるのだと思います。
撮影に慣れてくるといつ撮れば良いかタイミングが分かってきます。逆に撮らない時間や、シーンも分かります。しかしその時間の使い方で仕上がりに差が出るような気がします。撮らないと分かっていてもサプライズの様に急に名場面に出会うかもしれません。そのあるか、ないか分からないシーンのためにもいつでも撮れる様にスタンバイをすることが「真心」に繋がる気がします。

また撮影後の画像の整理でも「真心」を発揮できると思います。たとえば連写をすると沢山の同じようなシーンを一気に撮ることができるのですが、その中から2、3枚特にいい表情のカットを選ぶ作業は時間がかかります。そのため、15枚の連写を全部納品することも可能ですがピントがぼけていたい、目をつぶって写真はいりません。

真心というと硬い感じもしますが、やはりプロのカメラマンとして撮影に臨むことが大切なのだと思います。