目次
教会結婚式の撮影
教会では結婚写真に関して個々のルールを設けています。
その規則はまちまちですが、統一された規制としては、
- バージンロードに乗らない
- 祭壇付近の撮影に注意
特に祭壇が一段高くなっている場合はその「上」に乗らないようにしています。
撮影規制に対しての確認と対応
撮影規制に関しての確認と対応は結婚式当日のリハーサルで行います。
リハーサルはご新郎、ご新婦、ご司祭、ご両親又は代表者、証人、そしてカメラマンで行われます。
先導役はもちろんご司祭(カトリックは神父、プロテスタントの場合は牧師)です。
私は写真に収めたいシーン、たとえばベールアップ、指輪の交換、等が上手に撮影できる場所を確保できるようにご司祭に交渉していきます。
しかし教会結婚式に不慣れなカメラマンは交渉することはできませんので、撮影に適した場所の確保は難かしくなります。
感動的な写真は経験豊富なフォトグラファーでないと撮ることはできません。
プロカメラマンなら誰でも素敵な写真が撮れるわけではありません。
ワンフラッシュ、ワンノンフラッシュで撮影
美しいウェディングの結婚写真! 一瞬を切り取ることのできるカメラ、それはフラッシュを付けない高性能レンズで撮るプロ用機材です。
当アトリエの使用カメラはキャノン、レンズはウェディングカメラマンの憧れ赤リングです。(写真のようにレンズ部分に赤いリングがある)
実はウェディングカメラマンの使用カメラの大勢はキャノンです。
なぜなら色が美しいのです。特に肌色、ピンク系の発色が上品で透き通るように表現できます。(個人の意見です)
使用レンズは暗い教会の中でもフラッシュなしで美しく撮影できる高性能キャノン85ミリ F1.2です。
このレンズはキャノンの中でも最高の一本で、優れた機材の使用によりの一般のプロカメラマンでは表現できない描写を可能にしています。
確実に撮るフラッシュ撮影!美しく撮るノンフラッシュ撮影!
そのため、一台はフラッシあり、もう一台はフラッシュなしの2代カメラを用意しています。
教会結婚式式次第
進行手順の紹介
- 教会式の始まり
- ご司祭挨拶
- 参列者起立
- 讃美歌・朗読
- 祈祷・式辞
- 誓約
ご新郎が、ご新婦のベールアップを行い、その後神に誓います。
- 指輪の交換
- 祈祷
- 結婚宣言・讃美歌
- 祝祷
- 新郎新婦退場
退場する際にフラワーシャワーが行われる場合と、退場後に行われる場合があります。
オルガン奏楽の中、参列者が入場します。バージンロードを踏まないように、両サイドから席に着き中央に詰めて座るのが礼儀です。ご新郎の両親は祭壇に向かって右側最前列に、ご新婦の両親は祭壇に向かって左側最前列にそれぞれ着席します。
これから結婚式が行われる宣言が行われます。
ご新郎が入場します。次いでご新婦と父が一緒に入場します。
賛美歌312番を歌うのが定番です。 次いでご司祭による聖書の朗読があります。
ご司祭の祈りと挨拶があります。
指輪の交換後、誓約の署名を行います。
感謝のお祈りをします。
お二人の結婚を宣言します。そして賛美歌を歌います。
お祈りをします。