結婚写真スナップの難しさ

結婚写真のスナップカメラマン

マナー正しく撮るのがプロカメラマン

出張スナップの一番人気であるスタンダードプランですが『プレミアム』としての品質を誇ってます。

たとえば結婚写真スナップの品質を決める上で参考になるのが以下の項目です。

  1. カメラマンのキャリア
  2. 使用機材
  3. 提供する商品
  4. 真心

結婚写真のスナップカメラマン
そこで今回はカメラマンキャリアの必要性についてお話し致します。当スタジオでは20代後半からのカメラマンのみで写真学校を卒業して、すぐ就職したキャリアの少ない人材はおりません。若いカメラマンは先輩のアシスタントとして現場に入りますが、最初はテクニック的にもマナー的にも優れた対応はできないのが現実です。

まず、マナーの問題ですが結婚式の結婚写真スナップはあちこちに動きながら撮ることになります。その動き方がマナーなくしてはできないことなのです。

洋装の場合、教会式となりますが、難しいのが祭壇周りとバージンロードの存在です。大抵の場合、祭壇には上ってはいけなく、バージンロードも同様です。しかし祭壇に上って撮影することが可能であればご司祭越しにお二人をフレームに収めることができるので最適な撮影場所といえます。

このような現場の状況でカメラマンは「動ける範囲と立ち入れない範囲」を把握しなければいけません。ウェディング撮影のキャリアが少なく、絵柄本位に撮りたいカメラマンはついつい入っていけない場所に入り込んでしまうケースがあります。良い写真を撮りたいので一生懸命ですが、ルールを無視してしまうと様々な人たちに迷惑がかかる可能性があります。

また撮影する場所を上手く確保できないケースがあります。それがバージンロードの存在です。このレッドカーペットはご承知の通り、祭壇からエントランスまで敷き詰められますが完全に左右の席を分断することになります。このバージンロードは神聖な場所とし横切ったり、乗ったりしてはいけません。そにため新郎側から新婦側に移り撮影したい場合でもエントランスより外に出て大回りするのです。これを撮影中に行うのは時間がかかるため、特に外に出なければいけない場合は、良いシーンを撮りそこなう可能性があります。そのため、反対側に渡るタイミングを式の進行の中で見きわけなくてはいけません。

和装で行う神前式の難しいポイントとして、写してはいけない(カメラを向けてはいけない)場所と写してはいけない時間帯があります。そして撮ってはいけない場所の代表が、正面から見た祭壇の撮影です。また撮ってはいけな時間帯とした、ご新郎ご新婦入場から祝詞奏上までの間と決まっています。

以上のように様々なルールの中で撮影するため自由自在に撮ることはできません。そのためカメラマンは十分な経験を積む必要があるのです。

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