目次
鶴岡八幡宮 結婚式を舞殿で行う
時間になると巫女さんが呼びに来てくれます。
その合図に従って参進の準備をします。
準備といっても並ぶ順番を決めるだけですので難しくはありません。
通常は前から
- 雅楽(演奏者)
- 巫女
- 新郎・新婦
- 親族
- 友人
と並びます。
この日はフランス人の団体客が参拝に来ていて、沢山の「おめでとう」をもらうことができました。
表に出ると雅楽の演唱者が待機していて列の先頭に入り舞殿に向かいます。
新郎新婦は巫女さんの後ろについて行けばOKです。
参進は「これから結婚式が始まります」との合図のようなもので参拝に来ている一般の人にも分かります。それにより道も開けてもらえ歩きやすくなります。そしてにわかに緊張感も高まります。
私たちは参進の風景もシッカリ撮影します。すべての撮影プランで枚数無制限なので安心して沢山撮影できます。
歩き方にポイントがあります。足元ばかり見ていると出来上がった写真では「伏せ目がち」になりお顔がよくみえませんので注意しましょう。
舞殿の入口風景です。階段を上り入ります。
参列者も新郎新婦の後に階段を上がり舞殿に入ったら左右に分かれて着席します。
結婚式の開始
いよいよ結婚式が始まります。
ご新郎の気合の入った真剣な表情が印象的です。
右のカットは舞殿の下方から撮影しています。
神社の結婚写真の場合、真正面(中央)から撮影してはいけないことがほとんどです。筆者も含め当アトリエカメラマンは少しセンターから外れて撮ることにより正面方向からの撮影が可能になります。知らないで撮ると必ず注意され撮影の中止を受けます。
神社の結婚写真の場合、真正面(中央)から撮影してはいけないことがほとんどです。筆者も含め当アトリエカメラマンは少しセンターから外れて撮ることにより正面方向からの撮影が可能になります。知らないで撮ると必ず注意され撮影の中止を受けます。
鶴岡八幡宮では式を撮影する専属カメラマンに非常に大きいカメラマン撮影許可証が渡され、首から名札のように下げるのがルールとなています。
結婚式の開始を静かに待つご新婦。
白無垢の着物柄を光で飛ばないように撮影するのがプロです。
式次第に沿って修祓(しゅばつ)が行われます。
こころを清めるためにお祓いを行います。
一般の神社では「修祓」「献饌」のシーンは撮影してはいけません。ここ鶴丘八幡宮では撮影禁止とは伺っていませんが、念のためフラッシュを使わないなどの配慮をして撮影します。
献饌です。
けんせんとは神様に差し上げるお供え物です。
この後、祝詞奏上が行われます。
驚かれるかと思いますが、下の写真は舞殿から50メール程度離れた階段の上から撮影しています。かなり精度のいいカメラ装備と鶴岡八幡宮での結婚写真ポイントを知らないと撮影できないカットです。当アトリエの使用機材はプロカメラマンも憧れの精度の高いものです。そのためピント、色ともに美しく仕上げられます。
新郎新婦の背景に見える人々がこの写真が高い位置から撮影していることを証明しているかのようです。
巫女による神楽舞がとりおこなわれ優雅な時間が流れます。
三々九度の儀式です。
宣誓書はご新郎一人で音読します。
この後親族の乾杯も行われ結婚式は終了となります。
結婚式前に集合写真を撮影できなかった場合はこのあと階段の段差を利用して撮影します。
以上を持って結婚式は終了し披露宴会場またはレストランなどで宴会を行います。
カメラマンは披露宴会場・ホテル・レストラン等にも同行できますので事前にお申し込みください。